いつか天魔の黒ウサギ〈7〉二学期でさよなら(富士見ファンタジア文庫)

いつか天魔の黒ウサギ〈7〉二学期でさよなら

itu07「大兎は、ほんとは遙ちゃんが好きなの、私知ってるもん」震えながらそう呟くヒメアに、大兎は告げる。「俺が…俺が本当に好きなのは…」暴走状態から“日常”に戻った大兎。彼は、様々な想いに決着をつけるため、ヒメアを連れて遙に会いに行く決意をする。一方、弱体化した“軍”を狙って“教会”やテンペロン・クローリーなどの魔術的組織が行動を開始。紅月光生徒会室は、彼らとの全面戦争に突入して行く。そんな中、月光はある“預言”を見てしまう。―世界は28日後に“消滅”する―。運命のカウントダウンが始まる、学園リバース・ファンタジー。